アパートとマンションの違いを知って住み替えや不動産投資を検討

住宅用の不動産には大きく一戸建てと共同住宅がありますが、共同住宅もアパートとマンションに分かれています。
賃貸住宅を探す際など、アパートとマンションは混在されて検討されがちですが、両者は他の世帯と同じ建物内に個々の部屋が設けられる共同住宅という点で共通点がありますが、両者は構造や環境に大きな違いがあります。
まず、構造が異なっており、アパートは木造や鉄骨造りで建築法上、2階までしか建てられません。
マンションは鉄筋コンクリート造りであり、耐火性や耐震性に優れるとともに、3階建てや4階建てなどの低層マンションから6階建てなどの中層マンション、10階建てなどの高層マンションに加えて、近年では20階建て、40階建てといった超高層マンションも増えています。
アパートは2階建てで木造が多いため、エレベーターはなく2階の部屋へは階段を使って上がります。
建物の内部に入るにも共同のエントランスなどはなく、どの部屋にも気軽に出入りできる構造が一般的です。
マンションの場合は築年数が古い5階建てなどの低層、中層マンションの一部にエレベーターなしで階段のみという物件があるものの、高層や超高層マンションをはじめ、近年のマンションはほとんどエレベーターが設置されています。
共同のエントランスがあり、出入りする際にはエントランスを通って共用の廊下、共用のエレベーターを使って入ることになります。
多くのエントランスにオートロックのドアが設置され、簡単には内部に入れないようになっており、アパートに比べてセキュリティー体制が充実しています。
所有者の性質も異なっており、アパートは基本的に賃貸を目的に建てられ、1棟の建物を大家さんが所有し、個々の部屋をそれぞれ貸し出しています。
これに対してマンションの基本は区分所有であり、分譲されたそれぞれの部屋を別々の所有者が所有し、全ての所有者が集まったマンション管理組合を結成して、マンション内の暮らしにおけるルールの策定や修繕計画などを立てています。
アパートの場合は大家さんが賃貸契約の内容を決めますが、マンションの場合はマンション管理組合にてペットの飼育の可否や事業利用の可否、ゴミ出しのルールなどが決められ、それに違反すると注意喚起がなされ、従わない場合は退去を求められることもあるなど、マンション自治の仕組みがあります。
近年では分譲マンションの一室を賃貸に出したり、賃貸専用として建てられるマンションも増えています。

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